「ノンデザイナーズ・デザインブック」について思うこと

2021.05.16

20年ぶりの再会

Qiitaに掲載されていた「新人の方によく展開している有益な情報」という記事を読んでいたら、「デザイン」の項目で「ノンデザイナーズ・デザインブック」 が参考文献として紹介されていた。

この本、20年前に買ったことがあり、当時はまさかこんなに読まれる本になるとは思ってもいなかった。 私が買った当初は、水色の表紙で初版だったと記憶している。現在は第4版らしい。

ネットで検索すると、まさに「ノンデザイナー」な初学者には定番の本となっているようだ。 当時も非常に参考になったと記憶しているが、改めて内容を振り返ると現在でも参考になる。

デザインの4つの基本原則

本書では、デザインで重要な4つの基本原則について説明されている。

  • 近接: 意味の近いものは近くにおくことで分かりやすくする
  • 整列: 左揃え等、キレイに並べることでスッキリ感を出す
  • 反復: 視覚的要素を繰り返すことにより一貫性や統一感を持たせる
  • コントラスト: 強弱をつけることにより直感的に伝わるようにする

の4つが基本原則となる。

これら4つの原則については、いろいろな方が本書の解説として説明しているので参考にしてもらいたいと思うが、 基本的な考え方はこれら4つの原則をうまく活用することにより、分かりやすく見栄えの良いデザインが実現できるということである。

実践こそが重要

これらの原則の中で、意外と難しい感じるのが「コントラスト」である。

簡単に言えば、メリハリをつけるということではあるが、これをセンス良くまとめるのが難しい気がする。 Webページで意識した方がいいと思うことは、見出しと本文のフォントサイズの差をしっかりつけることかと思う。

いずれにせよ、大事なことは実践。

いろいろと実践を重ねながら、よりセンスの良いデザインが実現できるようにしていきたい。


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